top of page
執筆者の写真Bicicletta Buna

がんばれ、TEAM右京~全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース ~

更新日:3月24日



″通常全日本選手権はどの選手も優勝を狙っていることから、各チームの思惑が展開に現れるレースではあるのですが、チームでのコントロールが難しく、個々の力に頼らざるを得ない展開、実力者だけが残るレース″(TEAM右京、清水監督)


日本の頂点を決める全日本選手権。

新城幸也選手も帰国して参加することから、幸也vs国内ライダーという構図が容易に想像できたのですが、予想通り、そんな展開でした。



1周8kmx20=160km、獲得標高5,000mというとんでもない難易度のコースは、周回ごとに集団の選手が脱落していくサバイバルレース。

幸也選手をマークしていれば、勝てる確率が上がる、序盤から動いてもいずれ捕まる。レースは後半勝負。そんな思惑のライダーが多いようにみえました。


しかし、その定石を踏むことなく果敢に攻めた逃げグループが早くも2周目に形成。

結果として勝利を勝ち取ったのがその中心にいたTEAM右京、山本大喜選手であり、岡篤志選手でした。



詳しくは、色々なメディアの記事にある通りですが、感動的なゴールでした。


同い年のこの二人の選手、今年のレースの至る所で切磋琢磨して素晴らしい活躍をしてきていたので、目の前で最高の結末が見られてほんとにうれしい。


TEAM右京はこれからヨーロッパに拠点を移して活動するので国内でのレースはしばらく見られませんが、ヨーロッパで活躍する姿を楽しみにしています。






「なんで前に行かないんだ!勝ちたくないのか!」

言葉に出していたか分かりませんが、幸也選手の気迫あふれる走りは、そう言っているようにも見えました。



今年のアジア選手権の走りを見て、新城幸也選手の凄さを改めて思い知らされました。

今回の全日本でも、随所で集団をけん引する幸也選手を目の当たりにして、勝ってほしいと思いましたが、先頭の逃げグループも頑張ってほしい。複雑な思いもありました。





EFエデュケーションの選手たちの走りも印象的でしたよ!

橋川丈選手は、かつての名選手、橋川健さんの息子。橋川さん、好きな選手でした。

TOJ、アジア選手権もチェックしていたので、EFの選手たちも応援していました。留目選手とか、とてもアグレッシブで素晴らしいです。


4人に絞られた先頭集団。果敢に攻めた走りにしびれました。ほんと、カッコよかった。


応援していた選手が勝つのはとても嬉しいのですが、この全日本選手権、出走130名、完走21名というサバイバルレース。


この土俵に上がれるのは、日本でも選りすぐりのライダーのみ、そんな強者たちが次々に振るいにかけられ、苦しみながらも諦めず走る姿は感動的で、この日この場にいた選手すべてがカッコよかったです。


もはや自分がこの舞台に立つことはできないので、せめて応援だけは続けたい、そんな思いに駆られて伊豆を後にしました。


また来年、見に行こうと思います。

またお店は休みにしますので、悪しからずご了承ください

m(_ _)m












閲覧数:26回

最新記事

すべて表示
bottom of page