今年の桜はなかなか咲かず、もどかしかったですね。
ご近所、府中の桜祭りの時にも桜が咲いていなかったり、咲き始めたかと思えば雨。
そんな気まぐれな気候に翻弄されて、花と同時に緑の葉がもう育っていたり。
でも、さすがに4月に入ると、それまでの心配をよそに一気に咲き始めました。これを逃してなるものか!と、雨上がりの朝、DAHONに乗って近所の桜見物へ。
今回はほぼ地元、府中近辺です。最後、〆は中華そば!
府中にある桜の名所です。
え、墓地でお花見?と思われるかも知れませんが、多磨霊園は日本最初の公園墓地と言われています。
公園墓地とは公園のように明るい雰囲気の墓地で、墓地内に、広場や花壇、ベンチなど公園のような設備が整っている墓地。公式サイトにも桜の開花情報が出ており、近所では桜の名所としても知られています。
もちろん、敷物を敷いての宴会はNGですが、散歩や、自転車で桜を眺める散歩はOKなのです。
メイン通りの桜並木以外に、園内の桜並木もとても綺麗。
DASH ALTENAに乗って
嫁さんはK9Xに乗って、散策。
ミニベロはこんな散歩にはぴったり。特に128ヘクタールもある広大な多磨霊園ですと、徒歩はなかなか大変。そんな時こそ、自転車!
多磨霊園を後にして、菓子の青木屋 府中若松町店へ
3月にオープンしたばかりの新しい店舗。青木屋さんと言えば、府中、稲城などの多摩地区にお住まいの方は知っている地元のお菓子屋さんです。黒糖を使用したどら焼き、くろどらやバームクーヘンの武蔵野日誌、栗饅頭のくり祭り等が有名です。贈答品や手土産なんかに持ってこいですね。
今回は新作のお菓子を頂きました。期待を裏切らない味!また食べたい
府中若松町店にはイートインスペースがあり、その場で食べることが出来ます。小さいですがコーヒースタンドもあります。
おやつでお腹を満たしたら、ご近所の東郷寺に移動
もう散り始めていましたが、こちらは枝垂桜の名所。
東郷寺は、日露戦争の海戦で指揮を執った東郷平八郎元帥の別荘跡地に建立された日蓮宗のお寺。
法華経に説かれる「仏子」の自覚を以て信仰を続けていた東郷元帥は、戦争で没した多くの無名兵士の供養と永遠の世界平和を願っていたそうです。
東郷元帥の没後、故人を慕っていた人たちの手でこの東郷寺が建立されました。
風格のある大きな山門。黒澤明監督の映画「羅生門」に登場する門のモデルとされ、門の前に立つ枝垂れ桜は、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺から苗を移植したものだそうです。
大きく華やかな枝垂桜には、戦争で命を落とした沢山の兵士たちの供養が込められており、美しさの中にも威厳があり、花びらが散っていく姿に一抹の寂しさ、憂いのようなものを感じるのは、そうした背景があるからなのかも知れません。
ちなみに、ここを訪れた前日、テレビ朝日の報道ステーションで東郷寺が中継されており、偶然にも前を通りかかった折、特別にライトアップされた枝垂桜を見ることが出来ました。
このライトアップは、この日限りのスペシャルな演出なのでもう見られません。
来年は満開の時に見に来よう、という思いを胸に、次なる目的地へ。
多摩川の土手。是政橋を下って辺り、稲城の桜並木がずーっと続いていて見事!
なはずだったのですが、この日はまだ早かった^^;
ここも、また来年!
そして最後はお待ちかね、お昼ご飯の中華そば
中華そばひびき。ここは駅から遠く、なかなか便の良くない場所にあります。
なのですが、いつもロードで走りに行った帰りに通ると行列が出来ていて、ずっと気になっていたお店でした。
今日は散歩だし、ダホンにはスタンドが付いているので駐輪にも困らない。
念願のひびき。
煮干し出汁のとてもあっさりした味付けの中華そば。最後までスープが飲めてしまいました。
味玉も旨いし、チャーシューはとろけるくらい柔らかい。
パンチの効いたラーメンを求めると違うのかもしれませんが、身体に優しい感じのラーメンでした。
地元のお客さんが多く、年配の方の割合が高かったのはそんな所もあるのでしょう。
味が薄いと感じたら、これを追加すると良いです
こちらは、特製ひびき。味玉とチャーシュー3枚。
あ〜、旨かった!
これにて、府中周辺ダホン散歩は終了。
距離は20kmほど。花見とおやつとお昼ご飯まで、午前中を使って嫁さんと楽しく自転車で遊べました。
普段ロードに乗る事が多いですが、こんな感じのポタリングをたまにやると、とても気晴らしになります。
そして、自転車の機動力にはやはり感心します。小回りが効いて、駐車場の心配もなく、車では通り過ぎてしまうような色々なものを発見出来、肌で季節を感じられます。
そして、食べても運動でカロリー消費。
やはり自転車は、楽しい(^^)
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