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執筆者の写真Bicicletta Buna

ブルベ仕様のANCHOR RL8

ブルベ仕様のアンカーRL8、メンテナンスです。


先日、「2024 RM427東京1900めざせ最東端納沙布岬」という、東京から北海道、納沙布岬まで距離1,900km、制限時間190時間というとんでもないブルベを走破してきたバイクです。輪行袋から出してほぼそのままの状態でお待ち込み頂きました。


大分、汚れていますね。

という事で、洗車からスタートです


ブルベを走る方なので、さぞかし年間の走行距離もすごい事になっているのかと思いきや、このバイクについては5〜6,000kmとの事。

一回で走る距離は長いのですが、ブルベの為の練習というのをほぼやらず、走るのはほぼブルベだけ、という事だそうで、距離としてはそれ程行かないそうです。これは意外でした。

とはいえ、過酷なコンディションでも走る事も多く、メンテナンスはこまめに行うのが良いですね。


ハブのグリスアップ



プーリーには、糸屑が絡みついていました


原因は、コンチネンタルタイヤの糸のほつれ。糸がほつれて、ハブに絡みついた、という経験をされた方もいらっしゃるのでは?私もあります。


バイクを購入して2年間交換していなかったブレーキフルードも交換します。

抜いてみると、大分色が薄くなっている感じです

キャリパー側から新しいブレーキフルードを注入するとホース内に残留していた古いフルードが出て来ます。

キレイになるまで追い出します。

 

ブレーキローターとパッドの洗浄


ディスクローターは鉄粉除去剤で汚れを落とします。その後、クリーナーで拭きとり。




ライトホルダー等の樹脂パーツも汚れているので

洗浄

Muc-Offシリコンシャインは、樹脂パーツのツヤ出しにも使えます。


今回は消耗品の交換箇所も少なかったので、洗車、パーツ洗浄、各部グリスアップを行うLEVEL2作業+ブレーキフルード交換という作業でした。


作業完了です



ちなみに、ハブダイナモは、ドイツのシュミット製。とても明るく、登り坂で速度が5〜6km/hに落ちても充分に明るく、ハブの回転もかなりスムース。ブルベライダーにもユーザーが多い逸品です。



今回のオーナー様は、SR(シュペールランドヌール)と呼ばれる、200、300、400、600kmのブルベを年間に全て完走すると与えられる称号を、何と11年連続で獲している方。

今年も、400をあと1回完走すれば12年連続SR獲得という、まさにブルベの鉄人のような人。


ブルベの為の特別な練習は特にしていないのに、こんなに走れる秘訣は何ですか?と聞いた所、夜中でも、寝起きでも、カレー、ラーメン、その他何でも食べられる強靭な内臓です!と仰っておりました。

確かに、長時間走り続けるには、沢山食べ続けないと無理ですね。

来週も、再来週もブルベを走るそうです。ブルベを走る事自体が、次のブルベの練習になっていると言えそうです。


しかしブルベを走るライダーって、すごいですね〜!

私など、朝の50kmの朝練でクタクタですから^^;


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