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執筆者の写真Bicicletta Buna

全日本シクロクロス選手権

更新日:2024年12月26日

ちょっと前になってしまいますが、全日本シクロクロス選手権を観戦に行ってきました。

以前からシクロクロスには興味があり、シクロクロス用のバイク(イタリアのハンドメイドバイク、DEANIMA)も購入して参加しよう!と息巻いていましたが、まだ実現出来ていません💦


ロードでも活躍中の織田聖選手が盤石の走りで3連覇して、とても見応えのあるレースでした。

やはり全日本選手権は、年に一度、日本No.1を賭けて争う真剣勝負。独特の緊張感が漂っていました。




今年の全日本選手権を見てみたいと思ったのは、大阪産業大学の副島達海選手の動画をSNSで見かけたのがきっかけ。

おおっ?何この選手!?と、とても興味が沸きました。

昨年のアンダー23シクロクロスの日本チャンピオンであり、MTBアジア選手権のXCOアンダー23のチャンピオンでもある副島選手。

若さ溢れる力強い走りと華麗なテクニックでジュニア、アンダーのカテゴリーのみならず、エリートのカテゴリーでも大活躍。

自らのテクニックや走りをプロデュースする動画を沢山上げていて、とてもサービス精神旺盛。

この選手の走り、生で見てみたいな〜、との思いは、お店を休みにしてまで私を観戦に駆り立てました。


副島達海選手

シケインを鮮やにクリア。


副島選手といえば、このジャックナイフターン。観客を楽しませる走りが出来る、そして観客を楽しませる事を楽しむ選手。

まだ20代前半の若さで、この心意気。

今年10月の土浦のJCXのレースでは、副島選手は織田聖選手に勝っていました。

今回、特例でエリートのクラスに出走で、もしかしたら、全日本に手が届くかも、と期待を寄せていましたが、織田聖選手の底力の前に、惜しくも2位。織田聖選手は、やはり強かった。

副島選手、表彰式の前まで大泣きしていたそうです。そんな負けん気の強さもあり、今後も目が離せない要注目選手です。


そして、今回5位でしたが、個人的に応援している選手としては、竹之内悠選手です。



2011-15年のシクロクロスの全日本チャンピオン。海外での活動も長いベテラン竹之内選手は年齢も上がり、副島選手のようなパワフルな走りは出来なくなってきました。しかしそれを補う、経験に裏打ちされた美しいライン取りと華麗なテクニックで、副島選手とはまた違った、魅せる走りをする選手、と思います。


個人的には、このターンがカッコイイと思いましたね!


副島選手のジャックナイフターンも良いけど、ラリーのフェイントモーションみたいなこの挙動。

事もなげにテールをスライドさせて、最短ラインで駆け抜けて行きました。う〜ん、魅せる!


同じセクションの織田聖選手。後に続く副島選手、沢田選手、竹之内選手とも違うラインなのですが、スピードは一番出ていた感じがしました。最速ラインを最速で下る。現在、力とテクニックが最高峰にある織田選手だからこその走りなのでしょう。速くカッコイイ!




ロード、MTB、シクロクロスの三種目をこなす沢田時選手。今回は3位。

今年のMTBアジア選手権XCO優勝、MTB全日本選手権優勝、2016年、2020年シクロクロス全日本チャンピオンという華々しい戦績を誇り、今回も3位。ロードレースでも先日のツール・ド・新城で優勝して、3種目をトップレベルでこなしている凄い選手。地元という事もあり、人気、声援が凄かったです。応援したくなる選手!


全日本選手権は、そこに相応しい実力のある選手しか土俵に立てない名誉ある大会。

全ての選手の走りが、カッコ良かったです。

かつては、自分もこうした選手権に憧れた時期もありましたが、もうこの場を目指すのは現実的ではありません。

なので、今はこうしてしのぎを削る選手たちの活躍を見て、応援して、力を貰う方向にシフトしました。

1年を、僅か1時間に凝縮したレースで、たった一人のチャンピオンを決める決戦。それを間近で見られて、本当に興奮しました。

やはり、特別な大会です。

来年は、大阪で開催だそうです。

うーむ、ちょっと遠いけど、また行きたい。








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